調査は企画・設計をするうえで基礎的な土地の情報・資料を収集する作業です。
現地では敷地形状・道路状況・公共施設(上下水道・電気・ガス・他)地盤状況など
現況を調査確認し、公正図や測量図を元に、形状・高低差など情報を調査確認します。
また土地に対する法規制や建築に必要な手続きなどの情報も調査します。
地盤調査により地盤の状況・性状を正確につかみ地盤改良の必要性の有無を調べ、
確実な基礎計画をするための資料を作成します。
SWS試験を敷地内5測点で実施し、ベタ基礎とするか布基礎するか選択をします。
周辺調査として、周囲の建築物や街の状況、自然災害などの痕跡等の情報も確認します。
敷地における計画上の問題点を把握します。
基本計画では、「愛奏の家」共通ルールでの仕様・規格・新潟県産材を使用した
持続可能なバリアフリー・可変住宅を提案します。
設計主旨では構造耐力性能「耐震等級2」・建設コスト・光熱費低減などの
生涯コスト削減やライフスタイルの多様な変化に対応できる可変型・持続可能な
バリアフリー住宅を提案し、お施主様よりご理解を頂き決定します。
基本計画で調整整理した内容を元に、より具体的に設計を進め簡単な図面資料などを
作成し、計画全体を理解して頂けるまで十分内容を説明します。
構造材の過半及び内装材など一部に新潟県産材を使用し、
雪国と地震多発地を考慮した耐用性、室内環境の安定や基本性能をまとめて
提案を重ね決定します。
基本設計で建物全体の間取や外観・内観などの方向性が決定する為、
お施主様に資料や図面を提示しながら十分な時間を掛け価格の透明化を図ります。
設計図及び見積書が「愛奏の家」共通ルールに基づく内容か否か、
グループ内の検査員によるダブルチェックを受け確認書の交付を受けます。
基本設計を元に意匠図(特記仕様書・仕上表・配置図・平面図・立面図・断面図・
矩計図・建具表・設備図・各部計画図)を明確にし、提案を重ね決定します。
意匠図を元に構造計算(耐震等級2以上)・温熱環境計算(省エネルギー等級4)で
ランニングコストなどを明確にし、提案を重ね決定します。
意匠図・構造図をもとに細部までの積算を算出し建設費用を決定します。